エンディングノートでの「墓」欄の書き方

 火葬が終わった後、遺骨と遺灰は墓に入れられるのが通常です。しかし、近年は散骨と言って、遺骨と遺灰を海などにまく方式もあるようです。それと、木の根元にまく、樹木葬という方法も知られています。もし、散骨を希望するのであれば、その旨エンディングノートに記載してください。これによって、墓を用意するかしないかが決まります。

 お墓についてはすでに準備している、先祖の墓に入るという方が多いことでしょう。そのことも忘れずに、記入してください。お墓を用意していないときは、お墓の場所、埋葬形式、予算の三つを記入します。

 お墓をまだ用意していない、という方の中には、自分のお墓をこれから購入するという方もいるでしょう。そこで、お墓を購入するときにおこりやすいトラブルを紹介します。たとえば、強引な訪問販売によって高額なお墓を買わされてしまった場合はクーリングオフ制度が適応できることを覚えておきましょう。また、請求金額が見積もりより高い、頼んでいないオプションを付けられた、墓石の形や文字が違っているというときは、すぐに業者へ伝えましょう。気が付いた時点ですぐに伝えれば、解決方法も立てやすいものです。ただし、墓石の加工はとても難しいので、複雑なデザインにした場合は必ずしもその通りに出来上がるとは限りません。トラブルを防ぐのなら、シンプルなデザインにしておくことも大切です。また、全額前金で払ったのに連絡がつかないなど、墓を建てる前のトラブルもあります。詐欺ということもありうるので、近くの消費生活センターや警察に早めにご相談ください。建立後まもなくひびやさびができた、というトラブルでは、保証期間を確認して、石材店に問い合わせてみましょう。トラブルに対応しない悪質な業者である場合は、消費生活センターに相談するなどの処置が必要です。