エンディングノートでの「介護」欄の書き方

 歳をとるとともに避けては通れないのが、介護です。歳と共に、記憶や判断能力、耳の聞こえ方、目の見え方、手足の動かし方など、さまざまな部分に衰えが出るのは仕方がないことです。自分の身の回りのことができなくなった時にどうするか。介護に対する考え方も、エンディングノートには記載しておく必要があります。

 記入すべきポイントは四つ。誰に介護を頼むか、どこで介護してもらうか、費用をどうするか、家族が介護する場合のお礼をどうするかです。

 誰に介護を頼むか、というのは、家族に頼むか、介護サービスを利用するかです。介護といっても症状によってサービスの適応範囲は異なります。介護保険制度を利用して民間の業者に頼む場合は、費用も合わせて調べておきましょう。どの業者に頼んでいくらかかるのか、事前に知っておくと整理しやすいです。また、家族の誰かに介護してもらうときは、できる限り希望を細かく話し合って相手に納得してもらいましょう。相手にも仕事がありますし、子供に頼む場合は家庭もあります。くれぐれも、自分の希望を一方的に押し付けることがないようにしてください。

 場所と費用に関しては、誰に頼むかで変わってきます。家族に頼むなら自宅、業者に頼むなら介護施設ということになります。後者の場合は施設名も合わせて書いておくと、段取りがスムーズになります。入所介護となれば、そのための多額の費用が発生します。自分の年金や預貯金で足りるのか、いくらかの負担を家族に頼むのか、ここもしっかり記入してください。お金に関することは、何とかなるさでは、家族に大迷惑をかける可能性が高くなります。